大切に使ってきた楽器を手放すことは、少し寂しい気持ちもすると思います。
せっかく買取に出すなら、少しでも高く売り、最後まで役に立てると嬉しいですよね。
実は、そのままの状態で出すよりも、少し手間を加えるだけで査定がプラスになるのです。
高く売るコツを掴んで、高額査定を目指しましょう。
これは楽器問わずどんなものの買取でも鉄則です。
手入れをしないまま時間が経ってしまうと、経年劣化が発生し、査定額がマイナスになってしまうのです。
例えば、管楽器ではゴムの劣化、木管楽器では木材の劣化、ギターではネックの歪みやフレットの磨耗などが起こります。
こういった劣化は買取店の修理の手間が必要になり、また劣化がひどいと修理だけでは改善できないこともあるので、
査定額が下がってしまうのです。
「不要だな」「買取に出したいな」と思ったらなるべく早く査定に出しましょう。
楽器の購入時についてきた取扱説明書や保証書、ケースなどがあれば、必ず一緒に査定に出しましょう。
楽器は付属品も含めて購入時の状態に近ければ近いほど、査定額が高くなります。
また、ピックや予備の弦、リードなど、消耗することを見越してまとめ買いをしている方もいらっしゃると思いますが、これも一緒に査定に出すことでプラス査定に繋がります。
付属品や消耗品があると次の買い手が付きやすいためです。
ただし、本来ついていなければならない付属品が欠けていると、マイナス査定の対象となってしまいますので、査定に出す前には今一度確認をしましょう。
査定に出す前には感謝の気持ちを込めて、楽器の掃除をしましょう。
これは買取店のクリーニングや修理の手間が省けるため、綺麗な状態で買取に出されると高額査定に繋がるというメリットでもあります。
査定士さんは、査定に出された楽器を隅々までチェックしますので、掃除をするときもできるだけ細かい所まで行うことがポイントです。